2013年7月16日火曜日

再生テスト環境

以前にも少し触れましたが、ハイレゾブルーレイを制作するのにメインで使っているテスト再生環境です。モニターはLG製の27インチ、写真では切れてしまっていますが、プレイヤーはPS3です。HDMI端子から、画面中央下のHDMIセレクターにてS/PDIF同軸デジタル端子に分岐してTASCAMのオーディオインターフェース経由でSharp製の1bitコンポーネントオーディオアンプ(民生機)に入れてます。再生させているスピーカーはTMP製のカスタム品。モニターの両脇にある波止場の汽笛のような形の物です。ユニットは13cmぐらいのフルレンジですが、びっくりするようなサウンドです。TMPは松下氏という楽器職人さんが起こした個人工房です。本職はギター、ベース製作が主です。今作「イタリア紀行」の音楽録音にもTMP製のエレキベースとエレキギター2台が使われました。松下さんが作った楽器は、海外も含めものすごい数、プロ達にレコーディングで使われています。しかしその録音されてCDになっている音が、自分の楽器の音とあまりに違うのに納得できないので、ついに自分でスピーカーまで作ってしまったのです。今は忙しくてスピーカー制作は中断中です。タイミングよく手に入れる事ができたラッキーな1セット。サブモニターとして家庭での試聴を想定してテストするにはピッタリです。ミュージシャンの方にも、できるだけこれで再生して評価をお願いしました。スタジオのメインモニタでは良い音がして当たり前ですからね。

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